渡辺喜美氏のような反論者が組織内に出没した場合

トップの判断としては、判断に従わないのであれば、統率が取れないのだから、出て行ってもらうしかない。彼が信念を貫くべき場所は別にあるのだろうし、それが正しいと思う人が居れば支援するだろう。同じ組織に居て共倒れするよりも、組織として分かれて信念を貫いたほうがお互いに幸せになれる。

もし自分が反乱者側の立場だったら。組織を内部から変革できるか、組織を捨てて外部で信念を貫くかを天秤にかける。その組織の文化、内部の人材の能力の本当の方向性、やるべきことが自分の信念だというのなら組織内から変える。その組織の文化がやろうとしている事と合わない、変わらない、別の組織で別の可能性を論じるべきだというのなら出る。

この話とは少し別で、自民党は面白い作りをした文化の党だ。”別の考えを持つ人間”が集まり、妥協して、”政権を担う”政党だと、自分では考えている。本来的には、別の考えを持つのであれば、別の党で、と考えるところを”まずは政権を取る”ことを優先する面白い考え方をしている。

よくよく考えてみれば、日本的な組織と言うのは、渡辺氏のように反対意見を強硬に述べて明確に反対するのではなく、物静かに……反対だがっ….今はその時ではないっ…….いつか….やつが失敗したときに…….のし上がるっ…的な自民党的なモノが結構あるのかなーと、思わせてくれた。

明確なリーダーが居ない場合は、そんな風なローテーションやるのがいいのかなっと。

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