Firefox 3 Beta 4とWeaveの感想

FirefoxはBeta 4でメモリ使用量が少なくなったと評判だったこと、Weaveが3でしか試せないこと、などの事情がありFirefox 3 Beta 4をインストールして試している。

まず初めに気づいたのは、UIが大幅に変更されていたこと。ボタンが「戻る」「進む」「更新」「中止」の4つだけ、とシンプルになっている。

アドレスバーで通常であれば%00と表示されるようなURLエンコードが、日本語になって表示される。

スマートブックマーク。表示した回数の多いブックマークや最近ブックマークしたページを簡単に探すことができる。ブックマークの追加も、未分類のブックマークという箇所にとりあえず置かれるようになり、面倒なダイアログが出なくなった。

HTTP認証もスマートになっている。認証成功後に、”パスワードを保存しますか”という問いがページ上部からひっそりと登場するのには驚いたし、そのやり方は気に入った。

アドオンも、Firefox自身から簡単に検索できるようになった。タブがスライドする際にアニメーションするようになった。

早速、Weaveを試してみた。Weaveとは、FirefoxをMozillaサイトを通じて同期させることによって、ブックマークと履歴を別のPC同士でも共有できるようにするアドインである。1.5以上であれば、Google Browser Syncが同等以上の機能を提供している。

Weaveを試した結果、Sign Inはすんなり行かなかった。必ず、検証でひっかかる。Mozillaサイトの調子がおかしかったようだ。後は上手くいっている。

Windows向けの固有の問題なのだろうが、Weaveが同期しようとすると、コマンドラインプロンプトが頻繁に登場する。ブログのエントリの執筆中に、それが起動すると最悪、それに引っかかる。コマンドラインに変なことを書いてしまう。この問題はなんとか解決してほしい。

また、同期にひどい負荷がかかる。Firefoxでまともに操作できなくなる程度の負荷。

そもそも、ブラウザ上でブックマークを管理するという工程にいかがなものか、という思いがある。Webサイト上でブックマークを管理したほうが前述の問題は発生しない。またブラウザを問わない。

履歴を共有するという方針であればブラウザの連携なしにはできないだろうが、ブックマークであればプライベートなWebサイトでも十分可能だ。この辺りについてはよく考える必要がありそうだ。

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