自動販売機の進化にみるFeliCaとバーコード

自動販売機は無線LANスポットになったりと、他の製品に比べて異常な進化系統をたどっているが、キャンペーン / Let’s Try! Cmodeというサービスをコカコーラ社が行っていることに今、気づいた。

先着30名にコカコーラゼロをプレゼント

とあるのだが、それは携帯でダウンロードしたバーコードを自動販売機にかざすことで取得できるらしい。「先着30名にコカコーラゼロをプレゼント」を聞いて当初はコンビニで配布するのかと思いきや、自動販売機単体で処理を行うらしい。FeliCaかと思ったが、バーコードをシーモにかざすとあることから、バーコードであることが分かった。

FeliCaを触っていて思うが、ネット関連との親和性はバーコードの方が高い。なら、なぜFeliCaを使うのか。それはFeliCaがFeliCaが電源なしに使え、複製が難しい点が大きい。そして紙のように劣化しない点も良い点なのだが、バーコードとの差別化としては弱い。電源なしのカードタイプで複製が難しいから社員証として使える。

それに対して、インターネット接続環境がある今回のような携帯電話の場合、サーバ側でユニークなユーザIDに基づくワンタイムなパスワードを生成して携帯にバーコードを表示させる方が、レガシーな携帯電話にも対応できるので有利である。つまり、クライアントと認証サーバが回線で接続出来る状況なら、バーコードリーダを取り付けた方が適していると思うのだ。その場合、バーコードリーダは出力先の選別という意味でしか使われないことになるが、実はそれが一番やりたいことなのだ。

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